電話番号「08000801130(0800-080-1130)」からの着信は、基本的に株式会社グリーン・シップ(GS調査センター)による世論調査の一環として発信されているものです。
この番号はフリーダイヤルのため、電話に出ても通話料は発信者にかからず、受信者(企業側)が費用を負担する仕組みになっています。
ただし、まれに世論調査以外の目的、たとえば営業や勧誘を含んだ連絡が混在するケースもあるため、内容によっては慎重な対応が必要です。
知らない番号からの電話には、すぐに応答せずまずは発信元を確認することをおすすめします。
「08000801130」の発信元はどこ?
この電話番号は、東京都千代田区に本社を構える株式会社グリーン・シップが運営する「GS調査センター」が利用しているもので、主に世論調査を目的として使用されています。
同社は、選挙期間中の有権者意識調査や内閣支持率に関するアンケートなど、政治・社会情勢に関する調査業務を多数請け負っており、複数の公共機関や報道機関との取引実績もあります。
ネット上の情報、たとえばYahoo!知恵袋や各種ブログなどでも、「この番号は内閣支持率のアンケートだった」「自動音声で回答する形式だった」などの報告が見られ、信頼できる調査活動の一部である可能性が高いことがわかります。
「0800」から始まる番号の特徴とは?フリーダイヤルの仕組みを解説
「0800」で始まる電話番号は、日本国内で提供されているフリーダイヤル(着信課金型)の一種です。
この仕組みでは、電話をかける側は通話料が無料となり、その費用は着信する側、つまり企業や団体が負担する形式です。
「0120」から始まる番号も同様にフリーダイヤルですが、「0800」は比較的新しい形式で、1999年頃から導入されました。
その理由は、「0120」番号が増えすぎて希望の番号を取得しにくくなったためです。「0800」は11桁の番号構成であることから、企業が希望する番号を取得しやすく、多くの企業に利用されています。
ただし、「0800」の認知度は「0120」に比べてやや低いため、受け取った側が「この番号は大丈夫?」と不安に感じてしまうこともあるようです。
さらに、「080」で始まる携帯電話番号と数字が似ていることも、誤解を招く一因となっています。
📝 このパートで押さえておきたいポイント
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この番号の正体:「08000801130」は、グリーン・シップが世論調査目的で使用している番号。
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運営会社情報:株式会社グリーン・シップ(東京都千代田区)は、選挙や内閣支持率などの調査業務を行っている。
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フリーダイヤルの仕組み:0800番号は通話料が発信者無料・受信者負担の形式。認知度は0120より低いため誤解されがち。
ユーザーの声から見えてくる実態と不安点
🔍 実際の口コミではどう語られている?
電話番号「08000801130」に関する口コミを見てみると、「内閣支持率の調査」として着信があったと報告する人が多数います。
特に多いのが、留守番電話に自動音声メッセージが残されていたケースです。
たとえば、
「留守電に“内閣支持率調査”の音声が入っていました。無作為で電話をかけているようです」
このような内容は、JP NumberやYahoo!知恵袋、個人ブログなどでも繰り返し報告されています。
一方で、「電話に出る前に切れた」「数コールだけ鳴って終わった」といった声も少なくありません。
「3コールで切れました。詐欺っぽいので出ないほうが無難かも」
このように、相手の用件がわからないまま切れてしまうことで、かえって不安を感じる人も多いようです。
🧭 Yahoo!知恵袋でのやりとり
Yahoo!知恵袋でも、「08000801130から着信があったけど出なかった。大丈夫?」という投稿が見られます。
そのベストアンサーでは、
「GS調査センターによる世論調査です。自動音声で数字を選んで答える形式でした」との説明がなされており、多くの人が似た体験をしていることがうかがえます。
🗣 ブログやSNSでも報告多数
SNSや個人ブログでも、
「グリーン・シップという会社が自動ガイダンス形式で世論調査をしていた」
といった体験談が投稿されています。
ただし、「何度もかかってくる」「途中で郵便番号の入力を求められた」など、調査の透明性に不安を感じる声も散見されます。
「世論調査とは言っているけれど、情報を取るための口実じゃないかと疑ってしまう」
このように、誤解や不信感が広がりやすい点は否めません。
なぜ「迷惑電話」と思われやすいのか?
● 短時間の呼び出し+自動音声の不自然さ
この番号からの着信は、ほとんどが無作為に発信される自動音声のアンケート形式です。
そのため、呼び出し時間が短く、数コールで切れてしまうこともしばしば。
そのような着信を受け取った側にとっては、「何のための電話か分からないまま終わる=不審な電話」と感じてしまうのも無理はありません。
● 一部では「個人情報を取られるのでは?」という声も
また、口コミの中には「調査の途中で郵便番号の入力を求められた」「URLを案内された」など、調査とは思えない情報入力を促された事例もあります。
こうしたケースでは、世論調査といえども、「本当に信用していいのか?」と疑念を抱かせる要因となっています。
信頼性とリスクを整理してみましょう
項目 | 内容 |
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安全性 | 通話料はかからず、金銭的被害の報告も少ない |
信頼性 | GS調査センターは実績ある調査会社として知られている |
利用目的 | 自動音声による世論調査(政治、消費動向など) |
ユーザー評価 | 短時間で切れる・説明不足で不快に感じる人も多い |
✔️ ここまでの総合的な見解
この番号からの着信は、詐欺電話やフィッシングのような危険性は低いと考えられます。
ただし、説明が不十分だったり、呼び出しが唐突すぎることにより、「怪しい」「不快」といった印象を与えてしまっているのも事実です。
不審な着信を受けたときの3ステップ対応法📞
ステップ①:まずは番号を検索して発信元を確認
「08000801130」から着信があったら、慌てずにまずネットで検索してみましょう。
Googleで調べると、株式会社グリーン・シップ(GS調査センター)による世論調査の電話であることがわかる場合が多く、発信元が確認できればひと安心です。
その際は、企業の公式サイトや信頼できる口コミ情報を見つけたら、画面をスクリーンショットで残しておくと、後から確認できて便利です。
ステップ②:電話に出るかどうかを見極める
相手が世論調査を目的としている場合、自動音声で案内があり、数字ボタンを押して回答する形式がほとんどです。
質問内容が政治や生活に関するものであれば、応答しても問題ないでしょう。
一方で、会話の中で「郵便番号を入力してください」や「URLにアクセスしてください」といった個人情報の入力や誘導がある場合は要注意です。
このような場合は、無理に話を続けず、「申し訳ありませんが、お断りします」と伝えて、すぐに通話を終了しましょう。
ステップ③:不要なら着信拒否やブロック設定を
もう電話を受けたくないと感じたら、スマホや固定電話の機能で着信拒否設定をしましょう。
▷ スマートフォンの場合
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iPhone:着信履歴から該当番号を連絡先に登録し、「この発信者を着信拒否」に設定。
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Android:通話履歴で番号を長押しし、「ブロック」や「着信拒否」を選択。
▷ 固定電話の場合
NTTが提供する「迷惑電話おことわりサービス」を利用すると、指定した番号からの着信を自動で遮断できます。設定も簡単で、次のような手順で行えます。
例(ひかり電話の場合):
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受話器を上げる
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*144
をダイヤル -
ガイダンスに従って操作(たとえば「2」を押す)
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登録完了後、受話器を戻す
登録された番号からの電話には、自動で「この電話はお受けできません」という案内が流れ、着信音も鳴らなくなります。
迷惑電話対策サービス&おすすめアプリ
A. 通信キャリアによる公式サービス
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NTT東日本/西日本「迷惑電話おことわりサービス」
固定回線に対応しており、最大30件まで特定の番号を登録可能です。登録済みの番号からの着信は自動で拒否され、相手には通話不可のガイダンスが流れます。
※複数の電話回線を契約している場合は、回線ごとの設定が必要になることがあります。 -
ドコモ「迷惑電話ストップ」
スマートフォンでの着信をリアルタイムに遮断する機能です。勧誘などの電話が多い場合に便利で、専用のアプリを使えば、さらに詳細な管理も可能です。
B. サードパーティ製の便利アプリ
市販のアプリにも、迷惑電話対策に役立つものがたくさんあります。以下は人気の高い代表的なアプリです。
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Whoscall(フーズコール)
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楽天でんわ
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Truecaller(トゥルーコーラー)
これらのアプリは、電話番号ごとに利用者の報告を集めたデータベースをもとに、着信時に「この番号は○○からの連絡です」と表示してくれるものです。
比較ポイント:
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登録された通話履歴・番号データの量と精度
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自動ブロックの正確さ(間違って安全な番号を遮断しない工夫)
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スマホの電池消費への配慮(軽さ・動作のスムーズさ)
C. なぜ「0800」番号は注意が必要なの?
0800で始まる番号は、企業が通話料を負担するフリーダイヤルの形式です。そのため、お客様相談窓口や調査用電話などによく使われています。
ただし、こうした番号はどの企業でも簡単に取得できるため、悪用されるリスクもゼロではありません。そのため「0800=安全」と決めつけず、内容が不明な電話には慎重な対応が必要です。
とはいえ、通話料は発信者が負担するため、うっかり長く話してしまっても、こちらに料金がかかることはありません。
万が一の電話勧誘に備えて:クーリングオフ制度の活用ガイド 🛡️
● クーリングオフとは?
クーリングオフは、突然の電話や訪問などで契約してしまった場合でも、一定期間内であれば無条件で契約を取り消せる制度です。
この制度は「特定商取引法」に基づき、契約時に交付された書面や電子的な記録を受け取った日から8日以内であれば、理由を問わず契約を撤回できます。
● クーリングオフが使える契約の例
以下のようなケースでは、クーリングオフの対象となります:
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電話で勧誘されて契約してしまった商品やサービス
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自宅や職場などに訪問してきた販売員による契約
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マルチ商法(ネットワークビジネス)に関わる契約
これらは、突然のアプローチで冷静な判断がしにくい状況で結ばれた契約とみなされ、消費者保護の対象となります。
● 適用されないケースもあるので注意
以下のような場合は、クーリングオフの対象外となります:
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自分の意思で購入したネット通販(通信販売)
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3,000円未満の商品をその場で現金購入したケース
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食品や化粧品など、一度使用したら価値が減ると判断される消耗品
これらは、契約者が自発的に判断・購入したと見なされるため、制度の適用外とされています。
● クーリングオフの手続き方法
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契約解除の意思を記載した書面またはメールを作成します。
記載すべき内容には以下が含まれます:
– 商品名やサービスの名称
- 契約した日付と相手先の情報
- 契約者の氏名・住所
- 「契約を解除します」といった明確な文言 -
郵送またはメールで送付します。
郵送の場合は「特定記録郵便」や「内容証明郵便」で送ると、後で証拠として使えます。
メールなどの電子記録でも、日付が残る形であれば有効です。 -
8日以内に発送または送信を行うことが重要です。
なお、もし契約の際に嘘の説明(不実告知)や威圧的な勧誘(威迫行為)があった場合は、8日を過ぎていてもクーリングオフが認められる場合があります。
● クーリングオフで得られるメリット
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既に受け取った商品やサービスは無料で返却可能
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頭金や違約金を請求されることはなく、支払い済みのお金も全額返金されます
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「一度契約したから仕方ない…」と諦めなくても大丈夫。制度を正しく使えば、損をせずに取り消すことができます
✅ このパートのまとめ
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電話勧誘などで契約した場合、書面受領から8日以内であれば無条件で解約可能
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通信販売や一部の商品は対象外なので注意
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手続きは書面またはメールで簡単にでき、証拠の保存が大切
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強引な勧誘があったときは、期間を過ぎても撤回できる可能性があります
よくある質問(FAQ)
質問 | 回答 |
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Q1. 08000801130は詐欺の電話ですか? | いいえ、多くの場合はグリーン・シップ社の世論調査です。不審な内容がなければ、詐欺の可能性は低いと考えられます。 |
Q2. 折り返して電話すると料金はかかりますか? | 0800番号はフリーダイヤルのため、通話料はかかりません。 |
Q3. 勧誘に応じて契約してしまいました。どうすれば? | 書面やメールで内容を記録し、8日以内にクーリングオフの手続きを行いましょう。 |
Q4. 固定電話でも着信拒否できますか? | 可能です。NTTの「迷惑電話おことわりサービス」では、特定の番号を登録して自動的にブロックできます。 |
Q5. 郵便番号や住所を聞かれました。大丈夫? | 万一、個人情報を伝えてしまったとしても、8日以内であれば契約は取り消せます。トラブル回避のために、やり取りの記録を残しておきましょう。 |
✅ まとめ
「08000801130」は、世論調査を目的とした電話である可能性が高く、詐欺とは断定できませんが、少しでも違和感がある場合は無理に対応する必要はありません。
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不安ならまず番号を検索して確認
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対応するかどうかは内容を見て判断
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契約してしまった場合はクーリングオフで冷静に対処
このような基本的な対応を知っておくことで、予期しないトラブルにも落ち着いて対応できます。
困ったときは、消費生活センターなど専門機関への相談も検討してみてください。