色で始まりが変わる?たまごっちパラダイスの選び方とプレイのヒント

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ゲーム

2025年7月に登場した『たまごっちパラダイス』は、従来のたまごっちシリーズとは一線を画す、まさに“進化系”の育成玩具です。

名前は聞いたことがあるけれど、実際にどんな遊び方ができるのかピンとこない、という方も多いかもしれません。

この新作は、たまごっちファンには懐かしく、そして初めて手に取る人にも優しい設計となっており、小さな子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容になっています。

価格は税込6,380円で、全国の玩具店やオンラインショップにて販売中です。

プレイ体験を一変させる「ズームダイヤル」搭載

『たまごっちパラダイス』の大きな特徴のひとつが、新たに追加された「ズームダイヤル」という操作機能。

本体右上にあるこのダイヤルを回すことで、たまごっちの世界を自由に拡大・縮小して観察することができ、視点は4段階で切り替え可能です。

一番広い視野である「たまうちゅー(宇宙モード)」では、たまごっちが暮らす惑星全体を見渡すことができ、自分だけの星をカスタマイズしたり、他のユーザーと通信して交流を楽しんだりと、従来のたまごっちにはなかったスケールで遊べます。

その次のモード「たまふぃーるど(フィールドモード)」では、たまごっちたちの生活空間にぐっと近づき、彼らがどのように暮らしているのかを観察したり、一緒にエッグハントへ出かけたり、遊具で遊ばせたりと、日常的な交流を体感できます。

トイレ掃除といった基本的なお世話要素もこのモードで行います。

お世話モードと進化した「たまさいぼー」機能

さらにズームすることで、「たまごっち(お世話モード)」に切り替わります。

ここでは、たまごっちにごはんをあげたり、ミニゲームで一緒に遊んだり、お風呂に入れてあげたりと、シリーズでおなじみの“お世話遊び”がメインとなるモードです。育成の基本がここに凝縮されています。

そして、最もユニークなのが最小ズームの「たまさいぼー(体内モード)」。

このモードでは、たまごっちの体内を覗くことができるという驚きの仕掛けが用意されています。

満腹度や気分、体調を詳細にチェックできるのはもちろん、ウイルスを退治するといったちょっとしたアクション要素もあり、見るだけではない能動的な遊びも展開。たまごっちが“生きている”ことをよりリアルに感じられるようになり、育成への愛情がいっそう深まることでしょう。

ラボモードで広がる新しい遊び方

さらに、従来のたまごっちにはなかった「ラボモード」も新たに搭載されています。

このモードでは、たまごっちの図鑑を閲覧したり、ゲーム内アイテムを収集・購入したりすることができます。

また、気軽に楽しめるミニゲームもいくつか用意されており、育成にひと息つきたいときや、ちょっとした空き時間でも飽きずに遊べる設計が魅力です。

「育てる」だけにとどまらず、「集める」「遊ぶ」といった要素も取り入れられており、プレイヤーの好奇心を長く引きつける構成になっています。

本体カラーで広がる冒険の始まり|3つのたまごっちワールドをめぐる旅

『たまごっちパラダイス』には、ユニークな楽しみ方が数多く詰まっていますが、その中でも特に注目したいのが「選んだ本体カラーによって最初に訪れる世界が変わる」という特徴です。

ラインナップは、「ピンクランド」「ブルーウォーター」「パープルスカイ」の3種類。

それぞれ異なる雰囲気と世界観を持っており、どの色も甲乙つけがたい魅力があります。

どれを選んで始めるかによって、たまごっちとの最初の出会いや舞台が異なるため、自分にぴったりの色選びが大切になってきます。

では、それぞれのカラーバリエーションがもたらす独自の世界について、詳しく見ていきましょう。


◆ ピンクランド|明るく元気な自然に囲まれた「りく」の世界

まずご紹介するのは、「ピンクランド」

鮮やかなピンクの本体はひと目で華やかさが伝わり、可愛らしい雰囲気を好む方にぴったりです。

特に小さなお子さまや、優しいタッチのビジュアルが好きな方に人気があります。

このカラーを選ぶと、ゲームは「りく(陸)」のエリアからスタートします。

緑あふれる森や花畑、小動物たちがのびのびと暮らす穏やかなフィールドで、親しみやすくほっとする世界が広がっています。

登場するたまごっちたちも、犬や猫、うさぎなど、人間にとって馴染みのある動物モチーフが多く、まるで童話の中に迷い込んだような感覚に。

SNSでも「癒される」「かわいいキャラが多い」と話題になっており、初めて遊ぶ人にも最適な入り口としておすすめです。


◆ ブルーウォーター|涼やかで幻想的な「みず」の世界

次に紹介するのが、「ブルーウォーター」

本体は透け感のあるクリアブルーで、まるで水そのものを連想させるようなデザイン。

見た目の清涼感とスマートな印象が魅力です。

このカラーでスタートすると、「みず(水)」のフィールドが最初に開放されます。

美しい海中世界をイメージしたこのエリアでは、キラキラと光が差し込む泡の街や、さまざまな水生生物が登場。

クラゲのような姿のたまごっちや、海の生き物をモチーフにした個性豊かなキャラクターたちと出会えます。

海や水辺が好きな方、さっぱりとしたデザインが好みの方にはぴったりなカラーです。

夏の季節感を楽しみたい方にもおすすめできる、爽やかな世界観となっています。


◆ パープルスカイ|夢と星が広がる幻想の「そら」の世界

最後に取り上げるのは、「パープルスカイ」

落ち着いた紫のボディに星のデザインが映えるこの本体は、幻想的で少し大人びた雰囲気を漂わせています。

こちらを選ぶと、「そら(空)」のフィールドから冒険が始まります。

ふわふわと浮かぶ雲、星が瞬く夜空、そしてどこまでも広がる幻想的な空間…。

まるで夢の中にいるかのようなファンタジックな舞台が展開されます。

幻想的な世界観や、空・宇宙といったテーマが好きな方には、心惹かれること間違いなし。

実際、大型量販店などではこの色がいち早く完売したという報告もあり、年齢層を問わず人気が高いのも納得です。


どのカラーを選んでも、その後すべてのフィールドに行けるようになりますが、最初の選択がその人のたまごっち体験に個性を与えてくれます。

「どの子と、どの場所から始めよう?」そんなワクワクする選択の時間こそ、『たまごっちパラダイス』の楽しさの一部かもしれません。

育成の自由度が格段にアップ!色が違っても楽しさは共通

「たまごっちパラダイス」の本体カラーは3種類ありますが、「色によってできることが変わるのでは?」と気になる方も多いかもしれません。

ですが、安心してください。

選んだカラーによって初期のフィールドに違いはあるものの、基本的な機能や遊び方はすべて共通です。

たとえば、どの色を選んでも「ズームダイヤル」や「ラボモード」、「ツーしん(通信)」といった主要機能は等しく搭載されています。

ゲームを進めていけば、初期フィールド以外のエリア――「りく」「みず」「そら」すべてにアクセスできるようになり、最終的にはどのカラーでも同じ体験を味わうことができるようになるのです。

そのため、「どの色にするか迷ってしまう…」という場合は、見た目の印象や好きな雰囲気で選んでOK。

直感で選んだカラーが、あなたにとってベストな相棒になるでしょう。


5万種類以上のたまごっちが登場!“育て方”が個性をつくる

本作の最大の魅力は、「出会えるたまごっちのバリエーションが5万種類以上もある」という圧倒的なスケール感。

過去作と比べても、育成の自由度と進化の多様性は群を抜いています。

その理由は、たまごっちの成長が「育て方」によって細かく変化するよう設計されているからです。

暮らすフィールド、日々の接し方、食事の内容――そのすべてが、進化する姿や性格、見た目、さらには話し方にまで影響します。

たとえば、肉料理を中心に食べさせると猫っぽい見た目になることもあれば、にんじんばかり与えるとウサギ風の特徴を持つ子に育つこともあります。

つまり、育てるたびに全く異なる子が誕生する可能性があり、唯一無二のたまごっちとの出会いが楽しめるのです。


「ツーしん」でつながる命|個性を引き継ぐ“ミックスっち”

さらに魅力的なのが、通信機能「ツーしん」によって広がるたまごっち同士の出会いと“遺伝”の仕組みです。

2台の本体を接続することで、たまごっちたちが会話したり、一緒に遊んだり、さらには相性をチェックすることも可能です。

もし相性が良ければ、赤ちゃんが誕生することも。

生まれてくるのは、親の要素をミックスして生まれる「ミックスっち」と呼ばれる新しいたまごっちです。

体の色は父親似、目元は母親譲り――そんな風に、それぞれの特徴がうまく組み合わさった新しい命が誕生します。

この遺伝は一代限りではなく、さらに次の世代へと受け継がれていきます。

通信を重ねていくことで、自分だけの“たまごっちファミリー”を築く楽しさを味わえるのも、本作ならではの魅力です。

ときには、予想外の見た目に進化したり、相性が悪くてケンカしてしまったり…なんていうユニークな展開も用意されています。

なかには「うんちになって帰ってくる」なんて衝撃的な(でもちょっと笑える)結末もあるとか。

何が起きるか分からない、その予測不可能なストーリー展開こそが「たまごっちパラダイス」の醍醐味と言えるでしょう。


通信相手がいなくてもOK!「ラボたま」で広がる育成の世界

「ツーしんを楽しみたいけど、近くに通信できる相手がいない…」という場合も心配いりません。

本作では、特定の店舗に設置される専用端末「ラボたま」と通信することで、ひとりでも通信プレイのような体験が可能です。

ラボたまと接続すれば、通常のゲームでは手に入らない限定アイテムをゲットできたり、仮想的な“ブリーディング”が体験できたりと、遊びの幅が大きく広がります。

さらに注目なのが、世界的なオンラインゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」との連携機能。

Roblox内のゲーム『Tamagotchi Party』とアカウントを連携させることで、ゲーム内で使えるアイテムがアンロックされたり、特典通貨がもらえるといった仕掛けも用意されています。

リアルな育成から仮想世界まで――『たまごっちパラダイス』は、まさに現代のデジタル育成ゲームの最前線とも言える一作です。

実用性もしっかりチェック!快適に遊べる工夫と仕様を総まとめ

どれほど楽しいゲームであっても、毎日の暮らしの中でストレスなく遊べるかどうかは、とても重要なポイントです。

『たまごっちパラダイス』は、その点でも細やかな配慮が行き届いており、子どもから大人まで安心して遊べる設計になっています。

使用電池と持続時間|長く遊ぶなら予備の電池が頼りに

まず電源についてですが、『たまごっちパラダイス』は単4形乾電池2本で動作します(※電池は別売)。

新品の電池であれば、通常の遊び方で約1〜2週間は動作しますので、毎日遊ぶユーザーにとっても十分な稼働時間が確保されています。

とはいえ、電池が突然切れてしまうと、データに影響する可能性もあります。

外出先や旅行中など、長時間使う予定があるときは、あらかじめ電池を新しいものに交換しておいたり、予備を持ち歩くのがおすすめです。

ネット不要でどこでも遊べる|オフライン対応の安心感

「Wi-Fi環境がないと遊べないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。

このゲームは完全なオフライン対応。インターネット接続を必要としないため、場所や時間を選ばず楽しむことができます。

電波の届かない場所でも、ゲームの進行に影響はありません。通信が苦手な小さなお子さんにも扱いやすく、保護者の方にも安心してすすめられる仕様です。

眠らせ忘れたときの対処法|慌てず落ち着いて対応しよう

たまごっちが眠そうにしているのに、うっかり「寝かせますか?」の問いかけに「いいえ」と答えてしまった…。

そんな経験がある方もいるかもしれません。

そのようなときは、まず少し時間をおいて様子を見るのが基本です。

再び寝かしつけの選択肢が出ることもあります。

また、部屋の照明をゲーム内で暗くすることで、自然と眠りに入る場合もあります。

それでも眠らない場合には、「ラボモード」から時刻を夜に設定して、強制的に眠らせるという方法も。

ただし、進行に影響が出る可能性があるため、この操作は慎重に判断してください。

どうしても難しい場合には、一時的に電池を抜いてスリープ状態にする手段もありますが、こちらは最終手段として、自己責任で行いましょう。

たまごっちをぐっすりと眠らせるコツについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

たまごっちの生活リズム|年齢で異なる就寝・起床時間

『たまごっちパラダイス』では、たまごっちの年齢によって睡眠時間が変化します。

たとえば、幼児期やティーン期のたまごっちは、夜8時〜9時ごろに眠り、朝は7時前後に目覚めることが多いようです。

成長して大人になると、就寝は夜10時ごろ、起床は変わらず朝7時ごろが目安です。

夜型の生活をしている方でも、本体の時計設定を調整すれば、たまごっちの生活リズムを自分のスタイルに合わせて変更することが可能です。

夜勤の多い方や深夜に遊ぶことが多い方も、安心してプレイを続けられる仕様となっています。

水にはご注意!非防水仕様と互換性に関する注意点

注意しておきたいのが、本製品には防水機能がないという点です。

水濡れにはとても弱いため、雨天時の屋外や水回り、飲み物の近くでの使用は避けるようにしましょう。

また、過去に発売された『Tamagotchi Uni』や『Original Tamagotchi』といった旧シリーズとは、通信機能に互換性がありません。

今作は今作として独立した設計になっているため、以前のシリーズとの連動を考えている方は事前に仕様を確認することをおすすめします。


まとめ:世界に一つの育成体験を、自分の「好き」からはじめよう

ここまで、『たまごっちパラダイス』の色の違いによるフィールド選択から、育成の進化、機能の詳細、そして実用面の仕様に至るまで、幅広くご紹介してきました。

最初にどのカラーを選んでも、遊べる機能や世界は共通。

だからこそ、「この色が好き!」「この世界観が気になる」と感じた直感を信じて選ぶのが、後悔のない選び方です。

家族や友達と違うカラーを持ち寄って「ツーしん」を楽しんだり、それぞれ異なるたまごっちの育成スタイルを比べてみたり…。遊び方にルールはありません。

あなたのたまごっちライフは、あなた次第でどこまでも広がっていきます。

ひとつの小さな画面の中で、宇宙から体の内部まで冒険できる――そんなスケール感を持ったこの新しいたまごっち。

ぜひ、自分だけの“相棒”を見つけて、新しい毎日を始めてみませんか?

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