突然の住所エラー、困ったときの読み物として
メルカリで商品を購入しようとしたら、いきなり「住所をアップデートしてください」あるいは「メルカリはご指定の配送先住所へは配送しません」と表示され、手続きが中断されたことはありませんか?
今までスムーズに使えていたのに、ある日を境にこのエラーが出るようになると驚きますよね。
特にApple Payで決済を試みたときにこのエラーが発生するケースが多く、SNSなどでも似たようなトラブルが数多く報告されています。
この記事では、この住所関連エラーがなぜ起こるのかを整理し、考えられる原因と具体的な解決策を順にご紹介します。
メルカリでの買い物を再び安心して楽しめるように、一緒に原因を探っていきましょう。
メルカリで表示される住所エラーとは?
問題となっているエラーメッセージは主に以下の2つです。
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「住所をアップデートしてください」
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「メルカリはご指定の配送先住所へは配送しません」
前者は、登録されている住所情報に不備があると判断されるケースで、修正を求められます。
ただし、住所を修正しても再び同じエラーが出ることがあり、操作が堂々巡りになってしまうことも。
後者は、その配送先自体が利用できないと判断された場合に表示されます。
入力に間違いがなくても、システム側の制限に引っかかってしまうケースです。
特にApple Payを利用しているユーザーの間でこのエラーが頻繁に発生しており、決済方法との相性が影響している可能性があると考えられています。
原因は何?考えられるエラーの要因
こうした住所関連のエラーが起きる背景には、いくつかのパターンがあります。どれに当てはまるかを見極めることが、スムーズな解決への第一歩です。
1. 入力された住所に不備がある
もっとも多い原因のひとつが、入力ミスやフォーマットの違いです。たとえば、
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数字が全角で入力されている
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機種依存文字(絵文字や特殊記号など)を使用している
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番地や建物名が抜けている
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都道府県・市区町村の漢字やスペルが異なる
こうした小さな違いでも、システムが正しく認識できずにエラーになることがあります。
2. 本人確認情報との不一致
メルカリでは本人確認書類に記載された住所と、アカウントに登録している住所が一致していないとエラーが出ることがあります。
転居などで住所が変わった場合、どちらかの情報を更新し忘れていると購入に制限がかかる可能性があります。
3. システムや決済関連の不具合
最近特に多く報告されているのが、システム側の問題やApple Payとの連携不具合です。
「家族は同じ住所で問題なく購入できているのに、自分だけエラーになる」といった事例は、個別の設定や端末に起因する不具合の可能性があります。
Apple Payを使ったときだけエラーになるという報告もあり、仕様変更や通信認証の不整合が疑われています。
4. 電話番号が未登録(メルカリShopsの購入時)
メルカリShopsの商品を購入する際には、住所だけでなく電話番号の登録も必要になります。
この情報が入力されていないと、購入手続きが完了しないことがあります。
5. 配送対象外エリアに該当している
一部の配送サービス(たとえば「たのメル便」など)には、対応していない地域があります。
沖縄本島や一部離島などが代表例です。
ただし、都市部や通常配送が頻繁に行われているエリアでこのエラーが出た場合は、地域制限ではなく他の原因が濃厚です。
解決に向けて試してみたい対処法
原因が分かれば、あとは対処あるのみ。以下の方法を一つずつ試してみてください。
● 登録住所を丁寧に見直す
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半角数字で入力しているか
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記号や絵文字が使われていないか
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番地や建物名が省略されていないか
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都道府県名や市町村名が正しく記載されているか
細かい点ですが、ここにひっかかるケースが非常に多いです。
● 支払い方法を変えてみる
Apple Payでエラーが出る場合は、他の決済手段(メルペイ残高、クレジットカード、キャリア決済など)に切り替えることで問題が解決することがあります。
支払い方法の変更だけで取引がスムーズに完了する例は少なくありません。
● アプリやスマホを再起動・再設定する
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メルカリのアプリを削除→再インストール
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スマホ本体の電源を入れ直す
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iOSやAndroidの最新バージョンにアップデート
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アプリの更新を確認し、最新版に保つ
こうした基本的な対処が意外と効くことがあります。
● 本人確認の情報を再提出する
登録してある住所と、本人確認書類に記載されている住所が異なる場合は、再度本人確認を行う必要があります。
変更があった際は、すぐに修正しましょう。
● 電話番号を登録する(Shops商品の場合)
メルカリShopsの商品を購入しようとしている場合、住所だけでなく電話番号も必要です。
未登録の場合は設定画面から追加しておきましょう。
● 配送サービスの対象地域を確認する
購入しようとしている商品が、配送制限のあるサービス(例:「たのメル便」など)を使っている場合、配送先が対応エリア内かどうかを確認してください。
対象地域は、メルカリのヘルプセンターで確認できます。
どうしても直らないときは|メルカリへの問い合わせを
上記の対応策を試しても解決しない場合は、メルカリ事務局への問い合わせが最も確実な方法です。
アプリ内「マイページ」→「お問い合わせ」→「アプリの不具合」などを選び、以下の内容を伝えると対応がスムーズになります:
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エラーが出た日時や操作手順
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表示されたエラーメッセージの文言
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スクリーンショット(可能なら)
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対象となる商品名や出品者名
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通信環境(Wi-Fiかモバイル通信か)
あわせて、メルカリの「お知らせ」や公式X(旧Twitter)で同様の不具合が発表されていないかもチェックしておくと安心です。
おわりに|落ち着いて対処すれば大丈夫
「住所を更新してください」「この配送先には配送できません」といったエラーが出たからといって、すぐに諦める必要はありません。
多くの場合はちょっとした入力ミスや設定の見直し、支払い方法の変更で解消できることが分かっています。
特にApple Payに関する一時的な不具合や、アプリのバージョン不一致など、利用環境に依存するトラブルも多いため、焦らず対処することが大切です。
今後同じようなエラーが起きたときにも冷静に対応できるよう、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
メルカリで安心してお買い物ができる日常が、早く戻ってくることを願っています。
こちらではメルカリオークション機能で落札後未支払いが無かった場合はどうなるのか?について詳しく紹介しています。