Appleアカウント（appleaccount@insideapple.apple.com）宛に送られてくる「Appleアカウントを保護しましょう」という件名のメール。
これがAppleからの公式な通知なのか、あるいは迷惑メールなのかという問題について説明します。
「あなたのAppleアカウントを保護しましょう」 – メールの詳細内容
Appleアカウントの現状を確認し、簡単な手続きを通じて情報の安全を確保する方法についてご説明します。
パスワードの更新方法 パスワードをお忘れの場合、セキュリティを維持しつつリセットする複数の方法がございます。 さらに詳しくはこちら
最新の連絡先情報の更新 確実にAppleからの通知を受け取るため、主要なメールアドレスを設定し、必要に応じて追加のメールアドレスも設定できます。 今すぐ確認してください
アカウント回復連絡先の設定 パスワード忘れやアカウントロックの際に、スムーズにアカウントを回復できるよう信頼できる人々を回復連絡先として設定することを推奨します。 設定はこちらから
故人アカウント管理連絡先の設定 生前に設定された連絡先によって、故人のデータが保護され、遺族がアクセスできるようになります。 詳細情報はこちら
注意事項: アカウント回復には最新のOSを搭載したデバイスが必要です。また、故人アカウント管理には特定のOSバージョンが必要です。
iCloudの利用条件: iCloudを使用するには、特定のデバイスとOSが必要で、利用可能な機能は地域によって異なります。デバイスの利用は制限があります。
著作権情報: c 2024 iTunes K.K., 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ
「Appleアカウントを保護しよう」というメール、信頼できるのか？
Appleアカウント（appleaccount@insideapple.apple.com）から送られてくる「Appleアカウントを保護しよう」という件名のメールがあります。
これはAppleからの公式な通知であることが多いです。
ただし、実際のAppleのメールを模倣した巧妙なフィッシング詐欺にも注意が必要です。
送信元のメールアドレスが「@apple.com」や「@itunes.com」といった公式に見えても、メールアドレスの偽装は容易に行われます。
メール内のURLも同様に偽装されることがありますので、単に見た目で判断せず、マウスカーソルをURLに合わせて実際のリンク先を確認することが重要です。
特に、「アカウントにログイン」といった言葉でクリックを促すメールには慎重に対応し、カーソルを合わせて表示されるURLを注意深く検証しましょう。
もし関係のないURLが表示されるなど、怪しい兆候が見られた場合は、フィッシング詐欺の可能性が高いと考えられます。
「Appleアカウントを保護するためのスパムメール識別マニュアル」
スパムメールは日々巧妙化しており、正規のメールとの見分けが難しくなっています。怪しいメールは開かずに削除することが、安全を確保する上で非常に重要です。
スパムメールを見抜くための重要なポイントを以下に示します。
不自然な日本語の使用
特に海外からのメールでは、日本語の表現が不自然な場合が多いです。助詞の誤用、敬語の間違った使い方、フォントの違和感、スペースの誤用、不自然な改行や句読点の使い方などに注意しましょう。
技術が進むにつれて自然な表現を用いるスパムメールも増えていますが、警戒は必要です。
事前に知らない内容のメール
使用していないサービスからの連絡や、記憶にない請求など、不明な内容はスパムメールの可能性が高いです。
特に、「アカウントが停止されました」といった緊急を要する表現が使われている場合は、ユーザーを不安にさせる意図があるため注意が必要です。
疑わしい送信元アドレス
正式なアドレスと異なる、フリーメールのアドレスを使用している、または不自然なドメイン名を持つメールはスパムの兆候です。
特に、中国のドメイン(.cn)からのメールには警戒が必要です。
緊急性を強調する表現の使用
「至急」や「緊急」といった言葉を使って、即時の行動を促す表現が含まれている場合、それは冷静な判断を妨げる可能性があります。
こうした言葉には慎重に対応することが大切です。
怪しいURL
メールに記載されたURLが短縮されていたり、公式サイトのURLと微妙に異なる場合は、フィッシングサイトへ誘導する可能性があります。
URLにマウスカーソルを合わせて、実際のリンク先を確認することが重要です。
添付ファイルの危険性
スパムメールに含まれる添付ファイルを開くことは、ウイルス感染のリスクを高めるため、不審な添付ファイルは開かずに削除することが推奨されます。
国際電話番号への注意
「+」で始まる国際番号からの不審な着信は、「国際ワンギリ詐欺」であり、折り返し電話をすると高額な通話料が発生する可能性があります。
これらの番号からの着信には応答せず、留守番電話にも対応しないようにしてください。
「Appleアカウントを保護しよう」というメール、信頼できるかどうか
Appleアカウント（appleaccount@insideapple.apple.com）宛に送られる「Appleアカウントを保護しよう」という件名のメールは、実際にAppleから送信される正式な通知の場合があります。
しかし、正規のAppleメールを装って送られる巧妙なフィッシング詐欺には注意が必要です。送信元が「@apple.com」や「@itunes.com」のように見えても、これらのメールアドレスは偽装されることがあります。
また、メールに含まれるURLも偽装される可能性があるため、メールの内容だけで判断せずに、URLにマウスカーソルを合わせてリンク先の実際のアドレスを確認することが重要です。
特に、メールが「アカウントにログイン」を促す文言を含む場合には、リンク先のURLを注意深く検証してください。
関連しないURLが表示される場合や、試しに偽の情報を入力してもログインできてしまう場合は、フィッシング詐欺の可能性が高いと考えられます。
