茨城県にある鹿島神宮は、2000年以上の歴史を持つ関東地方の著名な初詣スポットです。
この神社は、「最強のパワースポット」としても広く知られ、勝利を祈願する神様が祀られています。
毎年、約70万人の参拝者が県内外から訪れます。
訪問者の関心が高いのは、屋台の営業期間や混雑具合です。
この記事では、これらの情報を詳しく解説していきますので、最後までお読みいただき、次回の訪問計画にお役立てください。
鹿島神宮の新年の参拝時間について
鹿島神宮は門や柵が設けられていないため、年中無休でいつでも参拝が可能です。
ただし、祈祷受付や授与所など特定のサービスは指定の時間帯にのみ利用できます。
新年の三が日のサービス時間は次の通り
- 参拝は全日24時間可能です。
- 祈祷の受付時間は、毎日8時30分から16時30分までです。予約は必要ありません。
- 授与所は、12月31日は8時30分から16時30分、1月1日は0時から19時、1月2日と3日は8時から19時まで開設されます。
訪問計画を立てる際は、これらの時間を確認しておくことをお勧めします。また、年始には以下の特別な祭事が行われますので、これらに参加するのも良いでしょう。
- 歳旦祭：1月1日、朝6時から
- 元始祭：1月3日、午前10時から
門限がない鹿島神宮で、新年の特別な瞬間をぜひ体験してください。
鹿島神宮初詣の屋台情報
鹿島神宮の敷地内には、食べ物や縁起物を扱う約30の屋台が出店されます。
屋台の営業時間は店舗ごとに異なりますが、大晦日と元旦には深夜まで営業しているところが多く、三が日の終了とともに屋台の数は減少しますので、早めの訪問をお勧めします。
【屋台の設置場所】
- 境内の表参道
- 境内の裏参道（御手洗池方面へ続く道）
屋台では、様々な食品を楽しみながら食べ歩きができます。
提供されるメニューの例としては
| メニューカテゴリ | 提供例 |
|---|---|
| 焼き物 | 鮎の塩焼き、串焼き、イカ焼き、焼きとうもろこし |
| お好み系 | お好み焼き、たこ焼き、焼きそば |
| フランクフード | フランクフルト、ケバブ、カリカリチーズ |
| デザート系 | チョコバナナ、ベビーカステラ、たい焼き、大判焼き、クレープ |
| 揚げ物 | から揚げ、フライドポテト |
| その他 | じゃがバター、10円パン、マシュマロ、ワッフル、わたあめ |
などがあります。
また、屋台だけでなく、ダルマや熊手などの縁起物も販売されており、境内の茶屋では、みたらし、草、きびの三色団子も楽しめます。
寒い季節に温かい食べ物を楽しむことができるのも魅力の一つです。
鹿島神宮初詣の混雑状況とおすすめの参拝時間
鹿島神宮の初詣期間中は約70万人が訪れ、特に一部の時間帯は混雑が激しくなることが予想されます。
【予想される混雑のピーク時間】
- 大晦日の夜23時から新年の明け方3時まで
- 元旦は朝8時から夕方16時まで
- 1月2日と3日はそれぞれ10時から15時まで 特に元旦は長い待ち時間が予想されるため、計画的な訪問が求められます。
混雑を避けるためのおすすめの参拝時間は以下の通り
- 1月1日：早朝3時から8時、または夜16時から24時
- 1月2日と3日：深夜0時から朝9時、または午後15時から24時 これらの時間帯に参拝すると、比較的スムーズに進めることが可能です。
授与所や屋台での待ち時間は約10分から15分と見込まれ、駐車場利用時は1時間の余裕を見ておくと良いでしょう。
総所要時間はおよそ3時間半です。
また、三が日以外に参拝する場合、1月4日以降は混雑が少なくなり、よりゆっくりと参拝を楽しむことができます。
混雑が少ない時間帯を選んで訪れると、スムーズな参拝が期待できます。
鹿島神宮へのアクセスと駐車場情報
鹿島神宮へのアクセスは、公共交通機関または自動車が一般的です。
ただし、初詣の時期には周辺で交通規制が行われることがあるため、訪問前に最新の情報を確認することをお勧めします。
【公共交通機関を利用する場合】
- JR鹿島神宮駅から徒歩約10分
- 駅からタクシーで約3分
鹿島線は1時間に1本程度の運行頻度で、ICカードが使えない区間もあるため、切符の購入が必要です。
【車で訪れる場合】
東関東自動車道「潮来IC」から約15分
高速を降りた後は、「神宮橋」を目指すルートを利用するとスムーズです。
ただし、地元の道路は渋滞が発生しやすいので、ナビゲーションのルート設定には注意しましょう。
【駐車場情報】
鹿島神宮周辺にはいくつかの駐車場がありますが、いずれも台数に限りがあるため、早めの到着が推奨されます。
- 参拝者用第一駐車場：三が日は交通規制のため利用不可
- 参拝者用第二駐車場：55台、料金800円
- 宮中地区駐車場：150台、料金500円
- 御手洗池駐車場：約30台、有料
鹿島神宮の敷地は広大で、迷う可能性があるため、公式サイトに掲載されているMAPCODEをカーナビに設定すると便利です。
快適な初詣のために、事前準備をしっかりと行いましょう！
鹿島神宮初詣で注目すべきポイント
鹿島神宮の初詣では、見どころがいくつかあり、訪れる際にぜひ注目していただきたいポイントがあります。
【歳旦祭と元始祭】
新年の行事として、「歳旦祭」と「元始祭」が三が日に行われます。
歳旦祭
元旦の早朝6時から開催されるこの祭事では、皇室や国民の繁栄、農作物の豊作が祈願されます。
式典中、境内に差し込む初日の出の光が神聖な雰囲気を演出し、特別な体験となることでしょう。
元始祭：
1月3日の10時から執り行われる行事で、この日の参拝に合わせるのがおすすめです。
【鹿園】
鹿島神宮を訪れた際には、「鹿園」にも足を運んでみてください。大鳥居から奥参道を進み、徒歩約10分で到着します。
ここでは、古来より神の使いとされる鹿が「神鹿」として大切に飼育されています。
特定のエリアで管理されているため、安心して鹿を観察できます。特に小鹿が愛らしく、子連れの家族にも人気のスポットです。
これらの行事やスポットは、鹿島神宮での初詣をより特別なものにしてくれるでしょう。訪問の際はぜひ体験してみてください。
まとめ: 鹿島神宮での初詣を楽しもう
この記事では、鹿島神宮での初詣について詳しくご紹介しました。鹿島神宮は年中無休で24時間参拝が可能なため、時間を気にせず訪れることができます。
参道には約30店の屋台が並び、地元茨城の名物グルメを堪能できます。特に大晦日から新年にかけては多くの参拝者で賑わい、活気あふれる雰囲気を楽しめるでしょう。
アクセスは公共交通機関と車のどちらでも可能で、訪れやすいのも魅力の一つです。
また、見どころとしては、元旦の早朝に行われる歳旦祭、1月3日の元始祭、そして神鹿が飼育されている鹿園が挙げられます。
2025年の初詣には、ぜひ鹿島神宮を訪れ、歴史と伝統を感じながら新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
