川崎大師は厄除けで有名であり、お正月の三が日には300万人を超える参拝者が訪れます。
そのため、気になるのは正月飾りを処分する時期や、新しいお守りや御護摩を入手する方法です。
今年はさらに、10年に1度の大開帳奉修も行われます。
川崎大師で正月飾りの処分方法は?
毎年、川崎大師では12月21日に「納めの大師・お焚き上げ法楽」が執り行われます。
このお焚き上げ法楽とは、1年間使用したお守りやお札などを供養する儀式です。
僧侶がお経を唱えたり、太鼓を叩いて賑やかに行われます。
詳細は以下の通りです。
- 場所: 境内特設道場
- 時間: 9:30~15:30
- 参加費: 無料
12月21日は年内最後の縁日であり、多くの人々がお焚き上げを求めて訪れます。
遠方に住んでいたり、タイミングが合わなくても、返納は郵送で行うことができます。
送付先は以下の通りです。
- 〒210-8521
- 川崎市川崎区大師町4-48 川崎大師納礼係
- 郵送する際は「返納希望」と明記してください。
- お問い合わせは044-266-3420までお願いします。
供養されるお守りたちに感謝し、新年を清らかな気持ちで迎えましょう。
今年の川崎大師は10年に1度の大開帳奉修が行われる
2024年5月の1ヶ月間にわたって大開帳奉修が行われます。
江戸時代から続くこの伝統的な行事では、ご本尊様を開帳し、供養を行います。
この特別な行事では「赤札」と呼ばれる護符が授与されます。
赤札を手にすると、多くの功徳があると信じられています。
伝承によれば、赤札を持つ者は、善行を行えば神仏に認められ
危機に際しても必ず助けられるとされています。
要するに、「赤札を持つと、善行をすれば神様が見守り困難な時に助けてくれるんだよ!」
というわけです。
川崎大師でお守りやお札を手に入れよう
多くの人は初詣に行く際、新しいお守りを購入し、前年のものを納めることを考えるでしょう。
しかし、川崎大師では、お守りやお札は願いが叶うまで持ち続けても問題ありません。
それは、夢が叶う可能性があるかもしれませんね。
川崎大師では、さまざまなお守りやお札を用意しています。
これらはすべて、御本尊厄除弘法大師の前でご祈祷されたものです。
厄除けのほかにも、開運や安産などさまざまな種類があり
可愛らしいきんちゃく袋の形をしたお守りも販売されています。
これらはインターネットでも購入可能です。
御土砂御守
- 価格: 500円
- サイズ: 幅1.5×高さ3.5
四国八十八所霊場の砂が入っており、健康や健脚のお守りとして販売されています。
なで御守
- 価格: 1000円
- サイズ: 幅5.5×高さ10.8
身体の痛みがある部分や改善を願う部分を撫でることでご利益を得るお守りです。
他のお守りよりもやや大きめです。
干支巾着守
- 価格: 500円
- サイズ: 幅2.5×高さ4.0
ストラップ型のお守りで、干支の絵が描かれています。見た目が可愛らしいです。
川崎大師の厄除けとお護摩祈祷
川崎大師は、厄除けのご本尊として親しまれています。
多くの参拝者が厄除けを求めて訪れますが
交通安全や健康長寿など、さまざまな願いにも応えています。
禁酒や禁煙、虫除けなど、さまざまなお願いもあります。
家族ごとに異なる願いがあっても、川崎大師で一度に解決できるでしょう。
お護摩祈祷の時間
通常、2月1日から12月31日までの平日に行われます。
※行事によって時間が変更されることがあります。
※予約は不要です。祈祷の前に、お堂で僧侶による法話が行われます。
※お護摩祈祷の時間の10分~15分前までにお申し込みいただくことをお勧めします。
曜日 | 午前 | 午後 |
---|---|---|
月曜日~土曜日 | 6:30(4月~9月は6:00)、9:00、10:30、11:30 | 13:00、14:30、15:30 |
日曜日 | 6:30(4月~9月は6:00)、9:00、10:30、11:30 | 13:00、14:00、15:00、16:00 |
毎月21日 | 6:00、9:00、10:30、11:30 | 13:00、14:00、15:00、16:00 |
大開帳奉修期間 | 6:30、9:30、11:00 | 13:00、14:30、16:00 |
5月20日:宵大師修行(19:00)
5月22日:御忌大法要のため、14:30の大護摩供なし
5月31日:結願大法要(13:00の台護摩供)で終了
お護摩札の種類と料金
お護摩札には「木札」と「懐中紙札」の2つの種類があり、ご希望に応じて選択できます。
木札は、ご家庭や会社の神棚や仏壇に供えることが一般的です。
懐中紙札は持ち運びが便利で、常に携帯しておきたい方に最適です。
試験の際や入院中など、身近な場所に置いておきたい時に役立ちます。
お護摩札:
- 5000円
- 7000円
- 10,000円
大護摩札: 20,000円
特別大護摩札: 30,000円
お護摩札の郵送とオンライン申し込み
遠方にお住まいの方やご都合がつかずに参拝できない方のために
お護摩をご祈祷した後に郵送やオンラインでの申し込みを受け付けています。
お問い合わせ先・申し込み送付先は以下の通りです。
- 〒210-8521
- 川崎市川崎区大師町4-48
- 大本山川崎大師平間寺 信徒部第一信徒課総受付 宛て
お電話でのお問い合わせは、044(266)3420までお願いします。
川崎大師の仲見世通り
お参りの後は仲見世通りに立ち寄って、お食事を楽しむのもまた一興ですね!
参拝後に厄除けをしてお守りも手に入れ気分も晴れやか!
何を食べてもカロリーゼロのような気分です(笑)
気になるお店をピックアップしましたので、ぜひご覧ください。
松屋総本店
明治初年に東京の深川で「松屋の飴」として創業し
昭和11年頃に川崎大師に進出しました。
深川に店舗は現在ありませんが、川崎大師の斜め向かいに本店があります。
「せき止め飴」で知られ、飴を切る音が心地よく楽しいお店です。
切られた飴は「とんとこ飴」として販売されています。
通常の飴とは異なり、柔らかい飴です。
せき止め飴には、梅やかりん味など様々な種類があります。
大谷堂
わらび餅で有名なお店です。店内でわらび餅をカットし、箱詰めして販売しています。
原料にこだわり、独自の食感のわらび餅を味わえます。
特に興味深いのは「釜揚げわらび餅」で、冬季限定ですが
きな粉と黒蜜がかかったトロトロのわらび餅は絶品です!
久寿餅「住吉」
大正6年に創業した和菓子屋です。
小麦粉を発酵させ、蒸して久寿餅を作っています。
喫茶店も併設され、店内では出来立ての久寿餅を味わえます。
本店の近くにはカフェもあり
久寿餅サンデーなど「和」と「洋」を融合させたスイーツも楽しめます。
だるませんべい「津田屋」
可愛らしいダルマの形をした煎餅が特徴です。
堅焼きや薄焼きなどさまざまな種類があり
しょうゆ味やマヨネーズ味、にんにく味などが揃っています。
幅広い年齢層に愛されています。
まとめ:川崎大師で正月飾りを処分できる?今年は10年に1度の大開帳奉修
- 納めの大師・お焚き上げ法楽で供養してもらえます。
- 参加費は無料です。
- 直接行けない場合は郵送で返納できます。
- お守りやお札は、願いが叶うまで持っていても大丈夫です。
- 今年は5月に10年に1度の大開帳奉修が行われます。
- お守りやお護摩もインターネットで購入できます。
仲見世通りには美味しそうな店がたくさんあります。
いかがでしたか?
直接行けなくても供養してもらえるのはありがたいですね。
御朱印集めが趣味の私には、興味深いです。読んでいただき、ありがとうございました。