新幹線でフリーWi-Fiが使えない時の対処法と利用のコツ

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新幹線の一部車両には無料のWi-Fiサービスが提供されており、これを使えば旅行中もインターネットを無料で楽しむことができます。

 

データ制限を気にせず動画を視聴できるため、月末などのデータ使用量が気になる時に特に便利です。

ただし、時にはWi-Fiに接続できないこともあります。主な原因は次のとおりです。

  • Wi-Fiサービスが提供されていない車両に乗車している
  • エラーメッセージが表示されている
  • 接続を試みる端末が多すぎる
  • 車両がトンネルを通過中

こうした状況での対処法と、Wi-Fiを効率的に利用するためのヒントを提供しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新幹線でフリーWi-Fiが利用できない理由:対応していない車両

新幹線のフリーWi-Fiサービスが提供されていない主な理由は、対応していない車両に乗っている場合が多いです。

 

全ての新幹線車両でWi-Fiが使えるわけではありませんが、対応する車両数は徐々に増えています。それでもなお、全車両で利用できるわけではないのが現状です。

Wi-Fiが使える主な区間と車両は以下の通りです:

東海道・山陽・九州新幹線(のぞみ、ひかり、こだま)※全車両ではない
北陸新幹線のE7系、W7系
東北・北海道新幹線のE5系
秋田新幹線のE6系
上越新幹線のE7系

対応車両には「Shinkansen Free Wi-Fi」、「JR-EAST FREE Wi-Fi」、「JR-WEST FREE Wi-Fi」のステッカーが目印として貼られています。

東海道新幹線のフリーWi-Fiの詳細はTwitterで確認することができます。利用できる車両は日によって異なるため、乗車する当日にTwitterで最新情報をチェックすることをお勧めします。

リンク: 【公式】東海道新幹線車内無料Wi-Fi「Shinkansen Free Wi-Fi」のページを確認する

新幹線のフリーWi-Fiでエラーメッセージが表示されたときの対処法

新幹線でのフリーWi-Fi利用中に「接続はプライベートではありません」というエラーメッセージが表示されることがあります。

 

このメッセージは、街中の公共Wi-Fiでも見られることがあり、使用中に不便を感じることも少なくありません。

このような問題に遭遇した場合、何度か接続を試みることで改善されることがあります。

 

また、ブラウザのキャッシュをクリアすることで問題が解決する場合もあります。

 

iPhoneをお使いの方は、「設定」から「Safari」を選び、「履歴とWebサイトデータを削除する」を実行してください。

これらの対策でエラーが解消されることがありますが、それでも問題が続く場合は、接続先が安全でない可能性が考えられます。

 

接続が安全であることが確認できた場合のみ、「詳細を表示」から「このWebサイトを閲覧」を選択して、引き続きアクセスを試みることができます。

しかし、公共Wi-Fiのセキュリティは完全ではないため、使用する際は常に注意が必要です。

新幹線のフリーWi-Fiが接続しにくい時期とその原因

新幹線で提供されているフリーWi-Fiは、利用者が多い時期には特に接続が困難になることがあります。

 

休日や長期連休など、多くの人が旅行する時期には、多数の乗客が同時にインターネット接続を試みるため、Wi-Fiの接続が不安定になりがちです。

特にゴールデンウィークやお盆のような繁忙期には、接続が途切れやすくなり、場合によっては全く繋がらないこともあります。

 

一度接続が完了したと思っても、すぐに切断されることがあるのです。

 

したがって、休日や連休中に新幹線を利用する際には、フリーWi-Fiの接続に過度の期待をせず、簡単なネット検索以外のデータ消費が大きい活動は控えることが推奨されます。

新幹線のフリーWi-Fiとトンネル内での接続問題

新幹線のフリーWi-Fiは、基本的に携帯電話のネットワークに依存しています。

 

そのため、トンネルや山間部を通過する際には、Wi-Fiの接続が切れることがあります。

 

これは、トンネル内で携帯電話の信号が圏外になる現象と同様です。

通常、トンネルを抜けて開けた地域に入るとWi-Fiの接続は自動的に回復します。

 

そのため、トンネル内での接続問題に直面した場合、トンネルを出るまで少し待ってから再度接続を試みるのが良いでしょう。

新幹線でのフリーWi-Fiの設定と接続方法

新幹線に乗車中にフリーWi-Fiを利用する方法をご案内します。ここでは特にiPhoneを使った接続手順を詳しく説明します。

まず、iPhoneの「設定」アプリを開いて「Wi-Fi」を選択し、表示されるネットワーク一覧から「Shinkansen_Free_Wi-Fi」を探して選択してください。

Wi-Fiに接続するには、メールアドレスでの登録やSNSアカウントを用いた認証が必要です。

 

これらの簡単な認証手順を完了することで、Wi-Fiサービスの利用が開始できます。

接続が完了すると、新幹線車内無料Wi-Fiの利用規約が表示されるログイン画面が現れます。

 

利用を開始するためには、画面をスクロールして規約の最下部にあるチェックボックスにチェックを入れる必要があります。

 

規約文はスマートフォンの画面全体ではなく、指定されたグレーの枠内でスクロールする必要があるため、操作が少しわかりにくいかもしれません。

 

チェックを入れると、「Shinkansen Free Wi-Fiへようこそ!」というメッセージが表示され、Wi-Fi接続が成功したことを意味します。

新幹線の無料Wi-Fiは何度でも利用できますが、一度の接続で利用できる時間は30分です。

 

30分経過すると、再び利用規約の画面が表示されるので、スクロールしてチェックボックスにチェックを入れることで、再度利用を続けることができます。

新幹線の無料Wi-Fi使用時のセキュリティ対策について

新幹線での無料Wi-Fi利用時には、セキュリティ上の注意が必要です。公共の無料Wi-Fiはしばしば保護が不十分なため、以下のようなリスクが高い行動は避けた方が安全です:

  • 銀行口座や証券アカウントへのログイン
  • パスワードが必要なウェブサイトへのアクセス
  • クレジットカードを使用したオンラインショッピング

さらに、動画ストリーミングサービスのようにログイン情報を要するサービスの利用も控えることが望ましいです。

 

新幹線内での金融取引やオンラインでの購入など、セキュリティが求められる操作は特に避けるべきです。

無料Wi-Fiは暗号化されていないことが多いため、パスワードや重要な個人情報の入力は控え、安全な接続が確認できるまで(例えば、ネットワークに鍵マークが表示されている場合)高リスクの活動は避けてください。

セキュリティに不安がある場合は、個人用ポケットWi-Fiの利用も考えられます。

 

これにより、安全なインターネット接続が確保され、新幹線内でのWi-Fi設定の手間も省けます。

 

ポケットWi-Fiは契約後、すぐに利用開始可能で、特別な設置作業は不要です。

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