2024年8月にリリースされたiOS 17.6.1へのアップデート以降、多くのiPhoneユーザーは設定画面に「緊急時の通知」機能が新たに表示されることに気づいています。
この機能は、緊急時に迅速に対応できるために設けられた便利な機能ですが、通知が不要な場合や表示を減らしたい場合もあるでしょう。
ここでは、この「緊急時の通知」機能を設定画面から非表示にする手順について詳しく説明します。
- 手順1: iPhoneの設定アプリを開く
まず、ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」アプリを開きます。 - 手順2: 「緊急SOS」オプションを選択
次に、設定メニューの中から「緊急SOS」項目を探し、これをタップします。ここに、「緊急時の通知」機能が含まれています。 - 手順3: 「緊急時の通知」を無効化
「緊急SOS」メニュー内にある「緊急時の通知」オプションのスイッチをオフにします。この操作により、緊急時の通知が設定画面に表示されなくなります。
注意点
「緊急時の通知」機能は、いざという時に迅速に助けを求めるための重要なツールです。通知を非表示にすることはできますが、完全に機能を無効にするわけではありません。
緊急時には、この機能が自動的に作動する場合がありますので、非表示にする前に十分に理解しておくことが大切です。
また、アップデート後に追加された他の機能や変更点についても、必要に応じて確認し、活用してください。
この簡単な手順で、設定メニューから「緊急時の通知」を非表示にすることが可能です。
iPhoneで「緊急SOS」通知を非表示にする方法
iPhoneの設定で「緊急SOS」の通知を非表示にする手順をご紹介します。
まず最初に、お使いのiPhoneのiOSバージョンを確認してください。
iOSのバージョンは「設定」>「一般」>「情報」から確認できます。
iOS 17.6.1へのアップデート後、新たに「衛星経由の緊急SOS」機能が追加され、このため「緊急SOS」の通知が設定画面に表示されるようになっています。
この通知をタップすると、「緊急SOS」および「メディカルID」の詳細情報が表示され、必要に応じてメディカルIDを設定した後、「完了」をタップすれば通知が非表示になります。
なお、この通知を設定画面から完全に削除することはできませんので、表示された通知に対応する形で処理する必要があります。
もしiOSのバージョンが17.6.1未満の場合、「衛星経由の緊急SOS」機能が対応していないため、この通知は表示されません。
表示が気になる場合は、iOSを最新バージョンにアップデートすることをお勧めします。
操作手順:
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「緊急SOS」セクションを選択します。
- 指示に従って「緊急SOS」と「メディカルID」の詳細を確認し、必要であればメディカルIDを設定します。
- 最後に「完了」をタップして操作を完了します。
補足:
「緊急SOS」機能は、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しすることで起動できます。
また、メディカルIDには医療情報を登録でき、緊急時にロック画面からでも直接アクセスが可能です。
これらの機能を正しく理解し、緊急時に備えておくことをおすすめします。
iPhoneで新しい「緊急支援」機能を設定する方法
iOS 17以降のiPhoneには「緊急支援」機能が追加されています。
この機能は、非常事態に迅速に対応できるように設計されており、さまざまなシチュエーションでの安全性を強化するものです。
この機能の重要性
通信圏外でも対応可能:
特に、電波が届かない山岳地帯や災害現場などで、衛星通信を使って救助を要請できます。
メディカルIDの共有: 緊急時には、登録された医療情報をすぐに医療従事者に提供できます。
緊急連絡先への自動通知: 緊急事態が発生した際に、事前に設定しておいた緊急連絡先に自動的に通知を送信します。
機能詳細
- 衛星を利用した緊急通報: iPhone 14以降のモデルでは、通信圏外でもテキストメッセージを使って救助を要請できます。
- メディカルIDの設定: 血液型、アレルギー、服用中の薬など、緊急時に必要な医療情報を登録し、即座に利用できるようにします。
- 緊急連絡先の設定: 緊急事態時に、事前に設定した緊急連絡先に通知を自動的に送信します。
ロック画面からのメディカルIDアクセス: 緊急時にはロック画面からでもメディカルIDにアクセスできるように設定できます。
設定方法
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「緊急SOS」のセクションを選択します。
- 衛星通信、メディカルID、緊急連絡先など必要な項目を設定します。
緊急時の操作方法
- サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しすると、緊急SOSのスライダーが表示されます。
- スライダーをドラッグして緊急通報サービスに連絡します。
- 通信が届かない場合は、衛星通信を使ってメッセージを送信できます。
注意事項
- バッテリー消費: 衛星通信はバッテリーを大きく消費するため、使用前にバッテリー残量を確認しておくことが重要です。
- 位置情報サービス: 正確な位置情報を救助隊に提供するために、位置情報サービスをオンにしておいてください。
- 海外での使用: 海外でこの機能を使用する場合、現地の緊急通報番号に対応した設定が必要となることがあります。
この「緊急支援」機能を活用して、万が一の際に備えておきましょう。
iPhoneの「緊急SOS」機能の設定方法
「緊急SOS」機能は、万が一の緊急事態に備えてあらかじめ設定しておくべき非常に重要な機能です。
特に、通信が途絶えやすい場所に行く予定がある場合や、アウトドア活動や旅行に出かける前に設定しておくことを強くお勧めします。
よくある質問:
この機能は無料ですか?
iPhone 14以降のモデルでは、初回アクティベーションから2年間は無料で利用できます。
どの通信事業者でも利用できますか?
はい、ドコモ、au、ソフトバンクといった主要キャリアに加え、MVNOでも利用可能です。
海外でも使用できますか?
対応している国や地域であれば、海外でも利用可能です。
メディカルIDにはどのような情報を登録できますか?
緊急時に役立つ情報として、血液型、アレルギー、服用中の薬、既往症などを登録することができます。
この機能を使って、万が一の状況に備え、安全に過ごしましょう。